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会議報告書 つくば市 | 上郷高校跡地利活用方策検討会

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Academic year: 2018

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(1)

1 日 時 平成27年7月23日(木)午後3時∼5時 2 場 所 つくば市役所5階庁議室

3 出席者 大村 謙二郎,大島 愼子,金子 弘,光田 勇男,秋葉 忠, 土田 禎太郎,和田 哲郎,岡崎 貴,越後 賢治,潮田 勝利, 木村 清隆,浜中 勝美,須藤 光明,星野 弘,長島 芳行

( 敬称略)

(事務局)企画部次長,企画・国際課長,企画・国際課長補佐, 企画担当

(傍聴者) 2名 4 内 容

(1)開会

(2)会長及び副会長選出

上郷高校跡地利活用方策検討会設置要項第5条に基づき,座長及び副座長 を選出した。座長に大村謙二郎委員,副会長に坂本義治委員が選出された。 (3)委員自己紹介及び事務局職員紹介。全員自己紹介を行った。

● ここからは,上郷高校跡地利活用方策検討会第6条第2項の規定により, 大村座長が議長を務めた。

※ 議事に入る前に,事務局が配布資料の確認を行った。

※ 「つくば市情報公開条例」及び「つくば市会議の公開に関する指針」に基 づき,本検討会の公開・非公開について諮った結果,原則公開となった。 ※ 傍聴者2名が入室した。

5 議 事

( 1 ) 上 郷 高 校 跡 地 及 び 学 校 施 設 の 概 要 に つ い て ○ 座長: 事務局から,資料について説明願います。 ○ 事務局: 資料のとおり説明した。

○ 座長: ここまでの説明についてご質問がある方はどうぞ。

運動場を少年野球の子供たちなどに貸し出しをされているが有料か? 無料か? ○ 事務局: 無償です。

○ 座長: 他団体が使用したいなど利用希望団体が多い場合は,抽選などをして貸 し出しをしているのですか?

○ 事務局: 抽選はしておりません。

○ 座長: 他にご質問がなければ,説明を続けてください。 ( 2 ) 跡 地 利 活 用 検 討 の 経 過 に つ い て

○ 事務局: 資料のとおり説明した。

(2)

けてください。

(3) 今 後 の 検 討 の 方 向 性 に つ い て ○ 事務局: 資料のとおり説明した。

(4) 意見交換等:

○ 座長: 只今,資料について説明がありました。皆さまからご質問やご意見をど うぞ。

地元の方は学校のこれまでの経緯について良くご存じだと思うが,私のよう に地理的にもあまり承知していない委員もいらっしゃると思う。色々な疑問 に対する質問や意見を出して下さい。

○ 委員:当時,同窓会会長をしていた時に県への要望活動を行った経緯がある。 市内の病院から看護学校がグラウンドを使用したいという話があったが,そ の後立ち切れになりました。また,以前にも私立高校からグラウンドとして 借りたいという話があったが,既にスポーツ少年団などに貸出中のため貸せ なかった。以上報告でした。

○ 座長: 看護学校の話はタイミングの問題ですか? ○ 委員:東日本大震災の影響が大きかったようです。

○ 委員:地元民の一人として,色々な懇談会に出席してきました。その中で, 資料の説明にもあったように文教施設誘致を望む声が多かった。しかし,時 節柄,少子化で閉校が続いている中で文教施設はまず無理だろうという意見 もあります。まずこの話は,アクセス道路が非常に貧弱だから,現地を見た 人は手を上げられないと思う。これは,跡地を何とかするのが先か,道路を 先行して整備するのかの話だと思う。従って,私としては,道路を優先的に 整備して欲しいと思う。高速道路の I C からも近いし,今後,この地区は相当 魅力的な地域になると思う。是非,行政に道路整備をお願いしたい。

○ 委員:インフラも非常に重要だが,一方で,我々が跡地問題促進協議会を立 ち上げ,結論として文教施設を誘致して欲しいという内容にした。現在の状 況は若干違うかもしれないが,マスコミ等によると各地で廃校後の学校誘致 に成功している地域があるようだ。皆様にはアドバイスを頂きたいと思う。 道路や上下水道などのインフラ整備には莫大な資金が必要になると思うが, 同時に進めて欲しい。

(3)

要なのは,この地域のニーズがどのへんにあるのか。この場所の立地条件や 土地の規模,施設の条件をひと通り整理いただいたが,こういうまとまった 規模でただ調整区域でもあるし,立地するインフラが弱い部分があるという ことで,西側には小貝川があり,インターチェンジも出来ると。橋をかけず とも今のインフラのままやっていくということになると,そことの関係性を どうするか。また,市中心部との関係性をどうするかなど,広域的に見据え て条件整理というものが必要になるのではないかと思う。

将来のどの時期をターゲットにした土地利用を考えるべきなのかというこ とも考えておく必要があると思う。今までの経緯との関係でどういうニーズ があるのかということは,もちろん大事ではあるが,それに加え,この先 10 年,20 年と,つくば市の色々な社会構造や人口の推移などを見据えて,市の あるべき貴重な財産が,10 年,20 年,30 年と年を重ねていくときに,そのニ ーズが市全域でどうか? 或いはこの地域でどうか? 今,極端な例でいくと少子 化,高齢化が進んでそういうニーズにどう答えていくかというのは,人口統 計の面から言えば推計が出ると思う。行政経営サイドでもっていると思う。 そういうものとの関係で,今も大事ですが将来の少し先の視点を見たときに 何がこの地域に必要なのか,また地域の発展につながるのかという事を少し 幅を広げて考えていただくのが良いと思う。

先ほどの説明の中に,利活用方策の候補が挙げられていた。これは直近の ニーズでいえばありだと思う,介護専門学校施設などは,今まさにニーズと してあったのだと思う。しかし,地震の関係で上手くまとまらなかったよう だが,少し長期的な目で見たときに教育関係・福祉関係・医療関係はニーズ が増大していくことが予想される。ここは注意深く探っていく必要があると 思う。

○ 委員:これから先の議論に対して簡単に整理して欲しい。それは,地元の希 望は文教施設が良いと言っている。市の説明は何でも良いから提言して欲し いと言っている。つまり,これではこの先ずいぶん話が変わってくると思う。 今の委員のように,これからのニーズを踏まえて議論してしまって良いのか? それから最初の説明で,ハブ空港のように開発したいとあったが,どこがハ ブで何がスポークなのか分からない。私は航空会社の出身です。ハブ&スポ ークというのは相当求心力のあるハブが無いとスポークも存在しないので, その辺の説明を聞かせて欲しい。市は何を中心に,どういうふうに発展させ たいのか? 具体的な説明があると色々な意見が出しやすいと思う。

(4)

○ 委員:私は委員のお話を頂いた後,直ぐに現地を見に行った。何か人が集ま るためにはインフラやアクセスという要素は非常に大事だと思う。平成 23 年 から検討していて中々上手くいっていないという根本の部分を掘り下げたほ うが良いのではないかと思う。せっかく良い土地があるのに何故生かしきれ なかったのか? というところから入って行きながらやっていかれたら良いの ではないか。もう一つは,地元は文教施設を望んでいるので,そこに絞って いくのか,それとも,市から説明のように何でもありで検討していくのかを 明確にしていったほうが議論が深まると思う。

○ 委員:これまでの経過説明があった。その中で教育機関や専門学校にヒアリ ングをされたが,この話は建物を再利用することが条件の話ですか?

それから,この検討会は様々な角度から広く検討を重ね,建築物を再利用す るのか,場合によっては取り壊しをして更地にして別のものにするのか? この 辺が幅広くなっている。今までは建物を再利用することが頭にあって,看護 専門学校や大学というのがあったと思うが,今回はそれは全くなしでどちら でも良いという考えなのか? 更地化を念頭においても良し,現在の建物を再利 用しても良しということで考えて良いのかを確認したい。

○ 座長:事務局からどうぞ。

○ 事務局:今のご質問ですが,これまで地元から文教施設の誘致要望が強かっ たことから,市はその方向で情報収集や誘致活動を行ってきた経緯がありま す。そして,建物については既存施設の利用を前提にした話だと思います。 文教系一本に絞って取り組んできた結果,インフラ整備についての考え方が しっかりしていないのは確かです。その中で,文教施設を捨てたわけではあ りませんが,今回は幅広くご意見を頂きたいと思っています。資料で考え方 を分野分けしたように,この利用策なら建物は必要だ。或いは必要ないなど も含め,欲張った考え方でございます。従って,建物を活用することを前提 としての考えではありません。

○ 座長:中々難しいですね。私の感想としては,産業の分野の物流というのは, なじみがないと思う。何でも良いと言われても周辺のなじみのある土地利用 は何かというものを前提に置いておかないと良くないのではないかと思う。 先程,委員から発言があったように,社会的構造が変わってきた。それは人口 減少で上郷高校が廃校に至る大きな要素になったのだと思う。

この地域,豊里地区か西部地域かの将来の人口構造をどう見るか?

また,この場所をハブ&スポークと言ってもどこがハブで,どこがスポークな のか分からないという意見。上河原崎中西地区や葛城地区などがハブになるの かもしれない。或いは地域拠点という観点からどうなのか?

(5)

うこと。

最近,もっと地理的に不利な中山間地域でも実は既存の施設を上手く活用して いる地域もある。小中学校を上手く転用して活用しているところもあると思う。 事務局には,地域おこし型の学校跡地利活用などでヒントになるようなものを 調べてほしい。それと,もともと農業校の歴史があり,後に一般校になったと いうように時代のニーズが変化してきた。そこで,地域の食材づくりなどもあ ると思う。三重県の事例で自分たちが農作物を作る喜びを作り出しているとこ ろがあったと思う。体験型農業などの事例を事務局で調べておいてください。 ビジネス的な観点でどなたかお願いします。

○ 委員:ビジネス的(商売)な観点でいけば,まず立ち位置が良く理解出来て いない部分があるが,予算付けしてここを攻めて検討していくのか,事業主 体を民間なり,現場に地域創生のために運営を任せてやっていくのか,市と してのスタンスが無いと議論が進まないのではないかという印象です。予算 付けしながら地域の活性化とかを考えるときに文教なのか商売なのかでは, 全くスタートラインが違う。ここを決めないとどっちに舵を切っていくのか 分からないので,決めると具体的な議論が出来るのではないかと思う。 ○ 委員:範囲が広すぎて分かりにくい。

○ 座長:悩ましいのは,面積が広すぎて7ha を一気にどうするという話も難し いと思う。また,一気に恒久的な土地利用をするという考え方もまた難しい と思う。であれば,暫定的な利用を始めて,徐々に地域としての利活用を考 えていくのも方策の一つではないかと思う。看護学校も敷地全部では難しか ったのかもしれない。

(6)

はまさに国民みんなの財産だと思う。従って,わずかな時間でも結構なので 教壇に立っていただきたいと考えている。世界のつくば市立の最優秀で最先 端の先生方が教壇に立っていただくというのは本当に素晴らしいことだと考 えている。生徒も国内にとどまらず,海外からも生徒が呼べるのではないか と思っている。座長からも話があったように7ha という広大な土地ですので, 部分的に使っていけるように,或いは隣の小学校は4ha あります。少し大が かりになるが,10 ha を使うような形で小学校,幼稚園,保育園,児童館を使 うような形での総合的な文教的な見直しをして将来を見越すのも考えられる のではないかと思う。部分的に小さくして使う,或いは大きくして使うとい う両方からの活用ができれば良いと思う。また,運動場はサッカー,野球と 土日は賑やかに子供たちや社会人が使っている。その方々がグラウンド整備 やトイレ清掃をしていただいております。使っている方々は使えなくなるの ではと心配しているので,跡地利用については,建物の利活用とは別にグラ ウンドは考えて欲しい。

○ 委員:以前,上郷地区の区長による懇談会があった。その際,少年サッカー や少年野球の関係者からはグラウンドは引き続き使いたいので,建物とは別 に考えて欲しいという意見が出た。このへんを考慮して進めて欲しい。 ○ 委員:参考になるか分からないが,上郷地区は農村地域です。この上郷高校

を拠点にしようというのだから,半分使ったら良いとかという考えは疑問で す。というのは,ひとくくりに整備して拠点にし,周辺も併せて整備するな ら分かる。そして,場合によっては建物を撤去して更地にすることも考えた ほうが良いと思う。そうすることによって魅力的な土地になると思う。市の 中心部からは末端で格差を感じている。従って,あの周辺を場合によっては 50 から 100ha ぐらいにくくって市の計画に載せていただき,そして,長い時 間をかけて整備してもらいたい。先日 7/ 1 の茨城新聞に常総 I C 周辺開発で「食 農団地」の整備事業の記事が掲載された。62 ha を整備し半分は農用地,もう 半分を住宅地にして定住を図ろうという大きなもの。詳細は分からないが, そこから直線距離でわずか3㎞。こちらも大きくくくって整備したらいいと 思う。

(7)

地元が愛着を持てるように地元が頑張らないといけない。どこからか何か がちょっと来て活動が行われるようでは愛着が持てないと思うので,是非, そのへんは地域の方々が愛着を持って整備に関わってきたという歴史は大 事にしなくてはいけないと思う。そういう意味で,何か聞かれたら学校と いう話なのかと思う。ただ,時代とともに学校も変化しているので若い人 だけの教育だけでなく大人の再学習も出てくるかもしれない。そういう意 味では広い意味での文化教育かもしれない。大体時間となりましたが,他 にご意見ございますか?

○ 委員:委員の皆様には,是非,現地を見て欲しい。次回は,現地視察を兼ね て隣の小学校や児童館を借りて会議の開催を検討して欲しい。

○ 座長:時間のある方は前倒しで集まっていただいて現地を視察するか,事務 局と相談したいと思う。

○ 委員:私は,つくば市の産業戦略会議に関わっている。以前,この会議の中 で,つくば市は荒川区と大田区と協定を結んでいる。大田区はモノづくりで 活気になっている。そこで拡張したいと考えている事業者がいるが,都内は 土地が無い。つくば市としてはミニ工業団地のようなものを作って誘致がで きないかと考えている。それは,人が働ける場所を考えていくことも大事で はないかという考え。その時に,当然インフラが必要なので,市がインフラ 整備を合わせて行ってもらうようにしたいと思う。

○ 座長:本日は最初の会議でしたのでフリートークとなり事務局への宿題も出 ました。次回は,本日の意見を整理して深堀をしていきたいと思います。最 終的には,何らかの報告や提言までこぎつけたいと思います。

( 5 ) そ の 他

○ 座長:最後に事務局から,次回の会議日程などについて説明願います。 ○ 事務局:9月定例議会が終了した 10 月9日( 金) 午後3時から開催したいと考

えています。なお,現地を視察する件については,バスを確保するなど調整 し,座長と相談した上で,会議開催と併せて委員の皆様にはご案内させてい ただきます。

(6)閉会

参照

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